秋の日は釣瓶落とし。
富山県までバイクでひとっ走り、富山市の磯野屋さんで銘菓『パイおまんくり』を手に入れたので、日が暮れるまでに戻れるよう高速道路を使い家路を急ぎます。
富山のお土産をサービスエリアで購入してと…このお煎餅、美味しそう～。
さて、富山～新潟～長野を駆け抜けるんですから、まずはしっかり腹ごしらえを…ん？
『富山ブラック』じゃん！
富山県が誇るご当地ラーメンであり、その知名度は今や全国区になりつつある富山ブラックを、本場で食べる事が出来るなんてこれは千載一遇のチャンス。
食べてみるっちゃ！
まさに名は体を表す。ブラックの名の通りスープは真っ黒け‼ このブラックっぷりには、かの倉田てつを氏も思わず「アー…エッ！（RX）」と叫んでしまう事でしょう。
醤油を煮詰めた濃いぃタレがスープのベースになっているので、一口すすると…しょ、しょっぱいぃぃ～！さらに粗挽き胡椒をこれでもかと振り掛けてあるので、か、辛いぃぃ～！
でも美味し～い！
醤油と胡椒の凄まじいラッシュの中で、閃光のように明滅するダシの旨味。荒れ狂う塩気の中にあってこそ感じる太麺の小麦感と、だからこそ引き立つチャーシューの甘味…これは大変クセのある、そしてクセになるラーメンです。
なんでも肉体労働や運動で汗をかいた方々が速やかに塩分補給できるよう、またとにかく白飯をたくさん食べられるよう味付けされた特化型ラーメン、それが富山ブラック！冷や汗をかいたり、手に汗を握る事も日々あると思いますが、そんな時にも積極的に食べる事をおすすめします。
いやはや、たいへん美味しゅうございました。
やっぱりご当地の名物は、本場で食べるに限るな～。なんと言うか、こう臨場感が違う…ん？
名立谷浜サービスエリアじゃん‼ ここもう新潟じゃん！
富山県のお隣とはいえ、まさか新潟県で富山名物を食べてワーイワーイ喜んでいたなんて…なんか恥ずかしい！でも、美味しかったからいいか～。
やれやれ。無事に帰宅したので、お茶を飲んで一息つきましょう。
富山で買ったお土産『五月ヶ瀬（さつきがせ）』は、とってもお茶に合いそうなお菓子です。名代石窯焼煎餅ですって。どれどれ～。
パリパリ…サクサク…ポリポリ…美味しい～！
小麦粉を使った少し硬めのお煎餅の中に、香ばしい落花生がゴロゴロ入っていて、これは食べ応えがあります。富山には美味しい物がたくさんあるなぁ…んん？
福井名物じゃん‼ 五月ヶ瀬って！
