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ドカッとドコ行こう

略して ドカドコ!

【スピードの向こう側】『スピード麺 めん吉』に行ってきましたー

f:id:inakakaoru:20211103090040j:plain坂城町にある『スピード麺 めん吉』です。

ここは信州のスピード狂がこぞって集まるラーメン屋。

入るのは二人。出るのは一人。

伊達や酔狂で敷居をまたいではいけない、スピードに魅入られた者たちの闘技場。

フルフェイスにKADOYAのバトルスーツ、それが『めん吉』のドレスコード

f:id:inakakaoru:20211103090059j:plainな~んてコトはありません。

おばちゃんが一人でお店を切り盛りしている、普通のラーメン屋さんなのでご安心。

『めん吉』という名前から、てっきり男性が経営しているお店かな、と思っていたのですが違うのです。

f:id:inakakaoru:20211103115527j:plainその昔、新潟県糸魚川にあった『おっちゃんラーメン』というお店は、店員さんが全員おばちゃんでした。

f:id:inakakaoru:20211103115937j:plain近くを通ったら必ず寄っていましたが、いつ行っても必ず全員おばちゃん。オールおばちゃん、ノーおっちゃんなのです。

でも辛いラーメン『グラグララーメン』美味しかったな~。

残念ながらもう閉店してしまいました。

 

・スピードに乗り遅れるなf:id:inakakaoru:20211103090133j:plainいっぽう『めん吉』はまだまだ現役、バリバリ絶賛営業中。

看板の "スピード麺" を、ぜひ味わってみて貰いたいものです。

f:id:inakakaoru:20211103091541j:plainめん吉の駐車場は広く、敷地内には自動販売機で飲み物と、DVDも販売中。

ラーメンのDVDかしら。

f:id:inakakaoru:20211103174514j:plainごめんくだ~い。

入り口に「手作りギョーザ」の看板が。

ギョーザも『スピード餃子』の二つ名を持っていたりして。

 

・スピード超過に注意f:id:inakakaoru:20211103090521j:plain店内はアットホームな雰囲気で統一されています。

ここでの時間はゆっくりと流れ、まったくもってスピード要素を感じることはありません。

f:id:inakakaoru:20211103090703j:plainラーメンは350円から。

今日は『めん吉ラーメン』550円をいただきます。

f:id:inakakaoru:20211103092327j:plainカウンターに座りたかったのですが、新幹線の座席でラーメン食べようと思うくらいチャレンジング。思わず二の足を踏んでしまいました。

メニュー札を見上げれば、その横には新聞の切り抜きが。

店主、お相撲が大変お好きなようです。

f:id:inakakaoru:20211103090616j:plainテーブルに頬杖を突き、目を閉じてゆっくりラーメンを待ちます。

休日お昼の気だるい幸せ時間。

そういえば昔アナウンサーの採用試験で、相撲を観たことがなかった若い女性の受験者が、大相撲を中継するよう指示され「二人の太った男が裸で見つめ合っている」「太った男が二人、輪の中でもみ合っている」と実況したという話を、どこかで聞いた事があったようななかったような…おまへんような屁のような…

f:id:inakakaoru:20211103091140j:plain『めん吉ラーメン』が到着しました。

「めちゃ速っ‼ これぞスピード麺!」

と言いたいところですが、大切な人を後ろに乗せている時くらいのスピード、かな。

f:id:inakakaoru:20211103091205j:plainズルズル…ハフハフ…モグモグ…美味しい~!

優しい。そしてどこか懐かしい。これは毎日食べられる。つまり安全運転な味、かしら。うふふ。

ごちそう様でした。

 

・スピードの向こう側f:id:inakakaoru:20211103091600j:plain速いだけがスピードじゃない。心地良いスピード。心満たすスピード。それぞれのスピードがあったっていいじゃない。

というワケで、今日も今日とて『スピード麺 めん吉』にやって来たのでした。

f:id:inakakaoru:20211103091619j:plain売ってるかしら。

ラーメンのDVD。

f:id:inakakaoru:20211103091633j:plainさあ、スピードの向こう側へ!

暖簾をくぐって、ひとっ走り行ってきま~す。