ギュィーン!パリパリパリッ!
キキーッ!
パパパパパ…チャッ…
………
チュンチュン…チチチ…(小鳥の鳴き声)
▲無料足湯(ぬるい)
ちべたい~‼ 手がちべたい~!
さ、というわけで2025年が始まったわけなんですが、あけましておめでとうございます〜!
皆さまはお正月、どのようにお過ごしでしょうか?コタツから出られない?昼になってもパジャマでいる?一升瓶を枕にまだ寝ている?ウフフ…
ダメじゃん。
私なんて予定の無い休日の朝特有の元気モードが発動し、夜明け前にフトンから飛び出しもうバイク(原付)に乗ってるんですよ~!
▲穏やかな三が日
年末年始は10年に1度の低温と大雪だなんて予報されていましたが、心配をよそに長野は晴天に恵まれ続きです。こいつァ春から縁起がいいわェ。まァあれです、ここにきて私の日頃の行いの良さが遺憾なく発揮されちゃっているって感じ…
プップー!(クラクションの音)
わたし「…」
車の方「(ウィーンと窓を開けて)へ~、それ、モトコンポ?」
わたし「…(コクっと頷く)」
車の方「へ~、珍しいよね、モトコンポ。動くの?へ~、モトコンポ、いいね。おたくの?へ~、動くの?」
わたし「…(コクっと頷き、そっとシールドを閉める)」
予定の無い休日の朝特有の今じゃないじゃんまだあんまり他人と喋りたくないじゃんモードが発動し、思わず塩対応となりましたがバイクを褒めて貰い、実は嬉しかったんですよ。ホントです!
▲長野県青木村の歴史ある古泉
本日お邪魔しているここ田沢温泉の歴史は古く、開湯は、な、な、なんとチャゲ、もとい飛鳥時代!やっと朝廷を核とする中央集権化が進んだとはいえ、未だ豪族同士による今から一緒に、これから一緒に殴りに行こうかという権力闘争が繰り広げられていた時代。病やケガを負った人々は湯治で傷を癒すため、田沢温泉へと迷わずに SAY YES 迷わずに集ったことでしょう。
子宝の湯としても有名で、訪れた山姥が金太郎こと坂田金時を生んだという言い伝えもあるくらいの伝説的温泉なんですよ〜。
でもぬるい!
源泉温度が41℃なので仕方ないけど、ぬるい!ゆっくり入れるからと熱烈なファンはいるけど、ぬるい!浸かっていると気泡が体へ纏わりつく素晴らしいお湯だけど、ぬるい!
▲5月頃のますや旅館
ちなみに田沢温泉には5軒の旅館があり、そのうちの「ますや旅館」は明治の文豪島崎藤村が逗留した事でも有名なお宿です。
私も藤村さんが使用した特別室へ泊りましたが、雰囲気はそれはもう最高でした。夏だったので、女将さんが夜に現れて蚊取りベープ焚いてくれたっけ。お湯は勿論ぬるかったけど、でも夏ならノープロブレム。
藤村は時を経て自宅がある神奈川県で亡くなるのですが、最後の言葉は「涼しい風だね」でした。もし冬の田沢温泉でしたら「ぬるいお湯だね」と言ったと思うんですよね、きっと。それくらいぬるいの。
冬とバイクと田沢温泉の相性はあんまよくない。でも泉質はスゴ〜イ温泉なので暖かくなったらまた来よう。藤村だってバイクに乗ってたら春の夜明け前に走り出し、田沢温泉に来てたハズ。そんな事を思う年初め、乗り初めだったのでした。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。