だって「釜めし」食べたくなったって、仕事が押してる時なんかおちおち食べてられないじゃない。
タケノコや椎茸…ゴボウや鶏肉の味がジュワ~染みた炊き込みご飯…食べたいのに~。
ううう、もっとこうサッと手軽に食べる事って出来ないのかな?
そんな切なる願いを汲んでくれたのか、峠の釜めしで有名な『おぎのや』がおにぎりセットを監修し、コンビニで販売をした事がありました。
美味しい。確かに美味しいんだけれど…これじゃない…これじゃないのよ。
もっと釜めし自体をコンパクトに、こうギュッとまとめられないかな…そうすればパソコンを操作したり書類片手でも食べられるのに。
それでも「峠の釜めし」はいいよ。有名でスペシャルな駅弁だから、おにぎりとして商品化して貰えるんだもん。じゃあ私が大好きな、安くてお手軽なのり弁なんぞにそーゆー僥倖があるかといえば、そんな事を望むのは土台無理って話なわけで…って
のり弁にぎられてるじゃん!
売っているのは駅のコンビニでお馴染みのNewDays!
その名も『のり弁にぎりました』‼
若干「甘栗むいちゃいました」に似ている感もあるけど、これ以上ない分かりやすいネーミングとパッケージ!ひょっとしたら昨日来日したばかりで日本語がまったく分からない外国人の方でも、こいつァ何かが起きているぞと察するかもしれない商品!
原材料名を確認すると、のりは勿論おかか入りご飯、佃煮、白身魚のフライ、竹輪の磯部天、鳥から、きんぴら、卵焼と…マジのり弁‼ まさにオールキャスト!この黒い塊はまごうことなきのり弁じゃん!
包装を解いてみると、まず目に付くのはおにぎりの上から顔を出す白身魚のフライと磯部天のツインタワー。お弁当業界ではあんまり目立つことの無い両者だけれど、のり弁が舞台となればメインを張る千両役者になっちゃうんだからホント不思議~。
おにぎりを割ってみると、中にはもちろん卵焼やらきんぴらやら、えっと…これはなんだろう?…筑前煮…そんなの入ってないか。
とにかく大量の具以外にも、愛や夢がみっちり詰まったおにぎりなのは間違いなしなのです!
税込320円。熱量424カロリー。
タイムマネジメントをきちんとして、余裕を持ってのり弁なりデリバリーなりをゆっくり食べればいいじゃん、という意見もあるでしょうが正論なんてなんのスパイスにもならないぜっ。何はともあれ限りある時間を惜しみ仕事をしながら食事をしたい!もしくはギュッとした何かをとにかく食べたい!という、意識高いんだか低いんだか分からない人にはチョ~おすすめなのです!