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ドカッとドコ行こう

略して ドカドコ!

【信濃侵攻】小諸で蕎麦を茹で攻めにしたぞ!

霊峰富士は甲斐から見るに限る!

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あ、どうも。武田信玄です。実は最近…

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違う!違う!

f:id:inakakaoru:20190713104007p:plainこっちこっち。こっちの写真使えっていつも言ってるじゃん。なにやってるの信廉!常勝軍団、我が武田家臣団に失敗は許されないよ。今度やったら黒川金山送りだよ!まったく…

エヘン、改めて、甲斐守護大名武田信玄です。世間では「甲斐の虎」なんていわれているみたいだけど、自分から言ったわけじゃないのに…まいったなぁ…そんなに迫力あるかなぁ…困っちゃうなぁ

おっとそんな事より、またぞろ信濃の豪族どもがオレの悪口を言っているそうなんだ。別にいいよ、こっちだって戦国大名を長くやってるんだから、他人様に恨みの一つや二つ持たれているのは覚悟してる。でもさ、あの長谷川等伯が画いた肖像画、あの恰幅が良くて堂々としてて、かつ太々しくていかにも何か企んでいそうな肖像画をさ、最近じゃ実は信玄じゃないなんて言われているのは我慢ならないね。オレ、あの画、気に入ってるのに。

そしてどうやら、「本当の信玄は痩せっぽっちで、神経質で焼き肉の網の交換を何度も要求して店員を困らせているヤツ」なんて吹聴して回っているのが、どうも信濃北部の豪族どもらしいんだ。我が武田軍団の諜報部門『三ツ者』の富田や出浦から聞いたんだから、間違いないよ。

【忍びの術を身に着け、全国で諜報活動をしている「歩き巫女」の一人。普段は神社でバイトを頑張っているぞ!】f:id:inakakaoru:20190713115842p:plain

 

事ここに至っては、信濃の他の豪族や国人たちに示しがつかないな。

南無八幡大菩薩…昌豊、狼煙を上げよ!風林火山の旗を掲げよ!f:id:inakakaoru:20190713121025p:plain自分ちの『躑躅ヶ崎館』から出陣だ!

…え?お城じゃなくて館なのって?戦国大名のくせに?やれやれ、これだから素人(農民)は困るな。お城なんてただの飾りだよ。甲斐の自分ちにまで攻め込まれるようじゃ、これがホントの甲斐性なしさ。上手い!信廉、座布団一枚持ってきて。

「人は城、人は石垣、人は堀…」ってね。あ、別に人を物扱いしているワケじゃないよ。我が武田家は大手企業だからね、人材はとても大切にしているし、神24なんて言われている家臣の中には農民出身者もいるくらいだから。立身出世も夢じゃないよ。要はハートが大切ってこと。

f:id:inakakaoru:20190713122606p:plainや、虎昌。さすがは我が宿老の一人、飯富兵部よ。早速「赤備え」で身を固めてやる気マンマンなのは感心だが、リボンとオーバーオールだけとはいくらなんでも軽装過ぎるぞ。信濃の田舎武者どもが相手とはいえ、敵を侮ってはならぬ。あと、お前のあだ名が「甲斐の猛虎」って…オレより強そうじゃん…出来ればやめて!

グビグビ…f:id:inakakaoru:20190713130321p:plainグワハハハ!(戦国武将風)一息に飲み干してくれたわ。甲斐産のもも果汁か…これは力が漲るぞ。打ち、勝ち、ゲップ、喜ぶ!

それじゃーいくぞー!2階席も聞こえるかー⁉

「エイ!エイ!オー!」

 

今回は「佐久甲州街道」から軍勢5,000で信濃に雪崩れ込み、甲州盆地とは違い夏でも比較的カラッと涼しく、快適に過ごしている不届きな連中に目にもの見せてくれるわ!

ドドドドド!(騎馬軍団移動中)

ム!なんだ昌豊。お館様、一大事でござる?孔明の…じゃない信濃の木っ端侍どもの伏兵でもあったのか?f:id:inakakaoru:20190713133018p:plainし…信玄ソフトだと!このオレがソフト…戦国の奸雄としてむしろハードで売っているのに…どういうことだ。確かめるぞ。

店主、この店に5,000の軍勢で入店することは出来るか?出来ないか、そうか。まあいい、一人で入るぞ!

f:id:inakakaoru:20190713134556p:plainこ…これは、甲州銘菓『信玄餅』をソフトクリームに添えて、黒蜜きなこを上からかけた逸品。この組み合わせ、最強じゃん。まるでオレと信繁中井貴一ミキプルーン。完璧だ。美味い、美味いぞ!うーん、馳走になった。

 

ドドドドド!どけどけい、武田騎馬軍団が罷り通るぞ。甲州武者は血気盛んだから、突進したら止まらない。でも、「山梨走り」は我が騎馬軍団では御法度だ!公道で、独りよがりな乗馬は許さないぞ!

 

f:id:inakakaoru:20190713143630p:plainもう小諸だ。ここまで来れば信濃北部まではあと少し。

ここは我が武田家の信濃東部営業所本部がある重要な土地だから、幹部の山本に城の縄張りをさせたんだ。あれ?どこに居るんだろう。先に小諸に入って、出迎えるって言ってたのに。ん?なんだお前たちは、こらこらそんな前から…押すな押すな!

わ!後ろからビックリするじゃないか。山本か。何かっていうと啄木鳥戦法を使うのがお前の悪いところだぞ。いつか身を亡ぼすんじゃないかと心配だ。

f:id:inakakaoru:20190713152556p:plain普通、城っていったら高台に作るもんじゃん。でもここ『小諸城』は町より低い所に築城されているので、上から覗き込むかたちになる。変わってるよ、ホント。山本も。『穴城』とか『鍋蓋城』なんて言われて喜んでいるんだから。天才と何とかは紙一重っていうけどさ。

ん?徳川秀忠公…誰だよ。

 

腹が減っては戦ができぬ。山本、兵糧を賄えるところはないか?べつに「ほうとう」じゃなくたっていいよ。そりゃ好きだけどさ、だからって毎日食べてるわけじゃないし。

f:id:inakakaoru:20190713153345p:plain信濃っていえば蕎麦か。いいねー。『はりこし亭』か。

店主、この店に5,000の軍勢で入店することは出来るか?できないか、そうか。山本、入るぞ!

f:id:inakakaoru:20190713155137p:plainフフフ、知っているぞ。オレ、『孫子』愛読しているくらいだし。この蕎麦の盛り方。「ぼっち盛り」っていうんじゃなかったっけ?ぼっちを漢字で書くと「法師」。どうも信濃北部の戸隠地方で、一人修業をしていた法師たちから生じた言葉らしいじゃん。この蕎麦の小分け一山をぼっちと称して、戸隠神社が5社あることから、5ぼっちが一人前になったとか。

ぼっちか…大名などと言って頭領気分で粋がっていても、そのじつ孤独なものさ。どこか人を信じきれないところがあってさ。でもお前たちにはオレ、お前たちだけはオレ、信じてみ…おい山本、横で鍋がグラグラ煮えているぞ!これは一体…

f:id:inakakaoru:20190713163455p:plainなに⁉「おとうじ蕎麦」だと。蕎麦を鍋に投じるから、おとうじか。フン、洒落てるな。この煮えたぎっている鍋にこうして…信濃の山出し連中のソウルフードである蕎麦を…こう…無慈悲に投じてくれるわ!どうだ、オレが恐ろしいか。ワハハ、慄いたか!

…フーフー、ズルズル、モグモグ…美味いな。これは。鍋への投入時間や投入部分によって蕎麦に食感や温令の違う部分が生じて、飽きないぞ、これは。うーん、馳走になった。

おとうじか…オレも戦国の世に身を投じている者の一人。味のある大将になりたいものよ。なんちゃって。グワハハハ!

…食べたら何か眠くなってきたな。信濃にも美味いものがあると分かったことだし。今回はこれくらいにしておいてやるか。信濃の案山子武者ども、命拾いしたな。

甲斐に帰るぞ昌豊、退却の鐘を鳴らせい!