ワイは猿や
プロの猿や!
ってくらい堂々としているんですよ、ここのおサルさん達。
近寄ったって逃げもしない。
というか去る者は追わずとばかりに、こちらにはまったく無関心。素人には手を出さない、まさにプロの鑑。
木の上にもいっぱい居る~。
・ダム大好き
さて、ここは市なのか町なのか。
町なのに市。長野県「大町市」です。
市内を流れる高瀬川上流にある『大町ダム』。
堤高107m。
でっかいな~。
ゴゴゴゴゴ…轟音!
急流を一生懸命に堰き止めているのです。
大町ダム。頑張れ~!
・『王町』ならぬ『大町』
大豪族「仁科氏」により治められ、かつては「王町」と呼ばれていたそう。
平安時代は荘園であり、鎌倉時代には京都に模した都市として発展した町なのです。
約1.5㎞の商店街がメインストリート。
その中に、雰囲気のあるお店がありました。
お昼ゴハンはここにしましょう!
『創舎わちがい』です。
わちがいとは、室町時代から続いた大庄屋「栗林家」の屋号だそうです。栗林…クリリン…
オッス。絶対に入ってくれよな。
素敵な廊下。
明治時代に建てられたお屋敷だそうですよ。
ほほ~、なるほど。これは…いいですね~。窓が多くて、日差しが心地よいですよ。
あ~畳の…畳の香りがします、う~ん(深呼吸)
この廊下が、過去と現在をつなぐ架け橋というわけですね。握手したいなぁ。柱の一本一本まで歴史が染こんでいるような…これは味わいがありますねぇ。う~ん
わかりました。
おじゃまします。
ほほぉ、この格子のシンメトリーがまたいいですねぇ。お庭が綺麗だ。この眺め…
好きだなぁ。信州という大自然の中のお座敷の中の小自然…そう、ここは小宇宙。君のコスモは燃えているか!なんて…これは贅沢だぁ。ありがたいねぇ。
きました!『ざざ』です。麺がツヤツヤしていて美味しそう!
「ざざ」とは麺類を指す大町市周辺の方言だそう。長野県産小麦粉100%の細いおうどんですね。
ツルツル…モグモグ…美味しーい)^o^(
ノドごしがいいですね。ツルツル入っちゃう。麺の下に氷がたくさん敷き詰めてあって、暑い夏も乗り切れる一品ですよ。
ごちそう様でした。
・岩や石のダム
ムム⁉ こ…これは、もしや
仁科氏の祖である『仁品王』のお墓じゃないかしら。
一説には崇神天皇の末子と言われている人物なのですから、そりゃあこのくらいの大きな…
ざ~んねん。
先程の大町ダムの上流にあります『七倉ダム』でした。
中央土質遮水壁型ロックフィルダムですので、膨大な量の岩や石、砂がうず高く積み上げられています。
堤高125m。
間近で見れば、スゴイ迫力!
ダムの横に設置してある階段をのぼり、頂に立ちました!
高いな~。
仁品王もこの風景を眺めていたのかな…
なわけないか。