ネギ界の実力者、"殿様ネギ" こと『下仁田ネギ』の旬は11月下旬から2月中旬くらい。
霜にあたって甘くなるので、2月くらいのモノが一番美味しいという人もいますが、フレッシュな初物もとても美味しいです。収穫の時期になると下仁田にお邪魔して購入させていただいています。これはもう慣例といってもよく、リリースしたら無意識に手に入れちゃうKMFDMのアルバムみたいなものでしょうか。
今年のネギの実り具合はどうかなあ。『WDYWB』のような素晴らしい出来栄えを期待しちゃいます!
・上でもなく中でもなく下仁田
しかし、12月も近いというのに今日の群馬は気温20℃超え。ニットで来たので暑い…これは「大仁田 厚」ならぬ「下仁田暑し」ですよ!なんちって。ファイヤー!
下仁田駅の構内はとても味がありますね。
あれに掲げてある看板は『上毛かるた』じゃないですか。どれどれ…
「ね:ねぎとこんにゃく 下仁田名産」
その通り!
ネギ、買いに来ましたよ!
・上州姫街道の宿場町「流れゆくもの皆ゆるく秋の川」
皆ゆるく…でもここ鏑川は結構勢いよく流れてますねぇ…アワワ。
上を見上がれば真っ赤なモミジ…カエデ?
善光寺を参拝する旅人なども通り、スゴい交通量だったそう。中でも女性の往来が多く、「姫街道」なんて呼ばれてもいました。華やか~。
街道は江戸と信州を結ぶ輸送路でもあったので、下仁田は物資の集散地ともなり、とっても栄えたんですって。
どうりで、年季の入った撞球場もありました。町の高い文化度を窺い知れますね。渋~い。コナミが1987年に発売した『エキサイティングビリヤード』のあのクールなBGMと、あのセリフ
「オマエヲ イチモンナシニ シテヤル」
が今にも聴こえてきそうです。
・前川でもない、山下でもない、ましてやビートでもない『きよしや食堂』さんです。
お昼はこの超人気店でいただきましょう。営業時間中になんとか滑り込みした。
注文するのは勿論、お品書きにサインペンの赤字で下仁田と書かれた "当店特製味つけたれ" の「かつ丼」です!
丼の蓋に香の物の小皿を載せてトランスポートするこのスタイル。これは…出来る…。ただならぬオーラを感じます。こんなの美味い…
美味いに決まってる!
やっぱり美味しかったー!
メチャクチャ柔らかい豚肉に、醤油ベースの甘辛いタレが丼の底に到達するまでタップリかけられていて、サクサク…ハフハフ…モグモグ…美味しーい)^o^(
うーん、ごちそうさまでした!
お目当ての下仁田ネギもしっかり購入です。
見てください、このネギの太さといったら。二袋も買ってしまいました。
炭火でそのまま焼いて、黒く焦げたガワを剥いてトロトロ~になった甘い身を食べるもよし(アチアチ)オリーブオイルをかけてホイル焼きにして、岩塩で食べるもよし(ハフハフ)ワイン蒸しもよし(セ・ボン)
これはしばらく、はいっ、ねぎざんまい!