メロンソーダとチリドッグ
そいつがあれば生きていけると、思ってた時期が私にもありました。
でも…
今、目の前にあるのは『鉄メロンソーダ』なのです!
いったいチリドッグとの相性はどうなのか?果たしてこいつがあれば生きていけるのか?
確かめてみた!
・コクとキレを極めた美味いメロンソーダ(鉄)
しかし、鉄が隠し味のメロンソーダって…味の想像すら出来ません。鉄とメロン…今まで接点もなく暮らしていたであろう両者を、いったい誰が引き合わせたというのでしょうか。
詳細はパッケージの裏に書かれているみたいです。
なになに…
「『かなもの』のまち燕三条地域で生まれた『鉄』独特の"コク"と"キレ"を活かした、スッキリと美味しい特別な飲料です」
ふ~ん…ってなに言っているのかよくわかんない!鉄にコクとキレがあるなんて初めて聞きました。
「目をつぶって飲めば、燕三条地域の工場が目に浮かびます」
ふ~ん…じゃあ目をつぶるから灯りを消して…ってちょっと!! イヨイヨなに言ってるのかわかんない! 鉄じゃない違うヤベーのが入ってる危険な飲み物の疑いも出てきました。
・燕三条ブランド&プライド
ちなみに燕三条地域は新潟県の中央に位置する地域のことで、日本有数の金属加工製品の産地として全国的にチョ~有名。
その技術と品質の高さ、魅力的な商品は世界にも認められているところなのです。
その一大金属加工基地の産業と観光を担う、『燕三条地場産センター物産館』の一角で
ひときわ異彩を放っているのが、この鉄メロンソーダ。
うーん…どうやら違う星から迷い込んできたみたいな場違い感!
・カッチカチやぞ
常日頃から金属加工技術の研鑽に、切磋琢磨をしているお堅い三条商工会議所の面々も、出来心で鉄メロンソーダの開発に加担してしまったのでしょうか…何かとっても悪いことがしたいとでも思っちゃったのかな…。
いわゆるシロップ状になって、大人しくパウチに収まっている鉄メロンソーダの原液。
・鉄4.1㎎配合
日当たりのいい部屋で日光に照らしてみても、パウチの向こうが透けて見えないこの鉄の存在感!
それでは覚悟を決めて、鉄メロンソーダを作っていきましょう。
作り方は至って簡単。
氷の入れたグラスによく振ったシロップを注いだら、あとは息をひそめゆっくり炭酸水を注ぐだけでOK。
・これぞ鉄の鈍色(にびいろ)
通常のメロンソーダと違い、青汁の炭酸水割りみたいな色ですけど…なんだかドキドキするような…ゴクゴク…ぷは~っ。
うん‼ フツーに美味いしいメロンソーダ、もとい鉄メロンソーダです!
単調なメロン味を、鉄のコクが静岡産のクラウンメロンのように濃厚にし、鉄のキレが熊本産の肥後グリーンのように後味スッキリにしている。のような気がする。そして目を閉じて口に運べば、目に浮かぶのは燕三条の工場でマスクメロンを食べるイーロン・マスク…なんでやねん!
とにかくチリドッグをガブリと頬張って、鉄メロンソーダでゴクゴク流し込めば、う~ん、サイコー!
そして作る際は必ず氷を入れて、キンキンに冷やして飲んでみてください。鉄は熱いうちに打てじゃなく、なんていったって冷たいうちに飲めなのです。
▼メロンソーダとチリドッグを求める大群衆!
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