今年もこの時期がやってまいりました。
『下仁田ねぎ』の販売時期です!
もっとも11月から販売は始まっているのですが、下仁田ねぎは何度か霜にあたって甘くなると言われていますので、さらに美味しくなる12月までジッと我慢していたのでした。
これが世に言う臥薪嘗胆。
長かった~。
・下仁田名物のリーダー
長野県と群馬県の境にある "内山峠" の麓、国道254号線沿いにありますお食事処『おかた茶屋』さんです。
ここの名物といえば言わずもがな
「俺たちはいつでも2人で1つだった。地元じゃ負け知らず。そうだろ」
のねぎ!とこんにゃく!
この下仁田のツートップを贅沢に、ふんだんに使った『もつ煮』です。
こんなの美味いに決まってる‼
ごめんくださ~い。
この入り口に掛かっている暖簾は縁起物で
「お」をくぐって入ると "金運上昇"
「か」をくぐって入ると "千客万来"
「た」をくぐって入ると "家内安全"
「茶」をくぐって入ると "高崎達磨"
「屋」をくぐって入ると "焼き饅頭"
などイイことがあると言われています。
なんちゃって。今つくりました~。
・全部自家製!
「『もつ煮定食』をくださ~い!」
この魔法の言葉が、あなたの人生を明るく眩いものに変えてくれるでしょう。そう、おかた茶屋ならね。
ここでは調理に使われるこんにゃくから味噌までぜーんぶ手作り。こんにゃくは絶妙の歯ごたえで、味噌は麦味噌だと思うのですが甘みがあって美味し~い‼
おねぎも自作されていて、お店で購入することもできますよ。
毎年ここで買ってますから!
そういえば、以前お店に帽子を置き忘れてしまい、帰宅後に気づいて慌てて連絡をすると
「預かっておくので、近くに来たらまた寄ってね」
と優しく言われ、翌週
長野からついついバイクで来てしまい、帰りはドカでネギ背負って高速道路を走ったこともありました。
1袋よろこんで購入したあとに、このバイクが積載量ゼロだったことを思い出し、上州の地で呆然と立ち尽くしましたっけ…
・無限ご飯
来ました来ました。『もつ煮定食』です。
味噌の芳醇な香りが鼻孔をくすぐり、もつは柔らかく滋味にあふれ、ねぎはトロトロでどこまでも甘く、コンニャクはクニクニと食感を弄ぶ。
これは、「みんなが選ぶTSUTAYAもつ煮大賞2020」の受賞間違いなしですね。
オン・ザ・ライスです!
ハフハフ…モグモグ…ご飯がいくらあっても足りません。
手塚治虫さんの漫画『どろろ』の "どんぶりばらの巻" で、「もっと食え」「たんと食え」と鐘を鳴らし無理やりご飯を食べさせる妖怪が出てきますが、このもつ煮があれば十分対抗できると思いますよ。
ホント美味し~い!
・お求めの際はお車でお越しください
今日はバイクじゃないので、2袋購入です。
何本入っているんだろう…ひーふーみーよー…
兎に角い~っぱいです!
すみませ~ん。おねぎもいただきま~す。
お食事の支払いと一緒でも大丈夫。
来年も、もちろんまた来ますから!
ここ以外でもそうなのですが、下仁田で購入するねぎはたいてい長~い袋に入っていて、入り口をしっかり伸ばすとスッポリねぎが収まり、さらに余裕があるのでキュッと縛ることが出来る親切仕様となっています。
ありがたや、ありがたや。
でも、いくら袋をギューッと縛ってもねぎの芳烈な匂いはモノともせず、翌日くらいまで車内に残るのです。クンクン…う~ん…
これで風邪引かなそう!