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ドカッとドコ行こう

略して ドカドコ!

ビーナスライン『単車神社』が改修されたもんだから行ってきたよー!

単車に乗るなら一度はビーナスラインを走りたいと思うってもんです。なんたって全長76キロメートルにわたり、風光明媚な大自然と多彩なカーブと急勾配を、これでもかと味わえるんですから。

そんな信州を代表する観光道路に、単車乗りのための『単車神社』が創建されたのは令和3年8月のことでした。

ところがその単車神社が、なんと今年8月に大改修が施されパワーアップ!天恵潤色霊験あらたか、いよいよ御利益まったなしへとガンギマったそうなんですって。マジかよ!

こうなったらコタツから飛び出して単車に跨がり、神社が鎮座する標高1600メートルの車山高原へ向かわねば!

全身カイロで行ってきましたー!

 

ギュィーンズドドドドドッ…

バルンバルンッ…

ズガガガガッ!

ドドドドドッ

キキーッ‼

ドルン!ドルン!

ドドド…カチャ

チンチン…チンチン…

チャッ…

ふ~

やっぱり排気音ぽい擬音を大声で叫びながら車山高原で単車に跨がるのは最高だな~‼

ドドドーッ!バリバリバリーッ!

どもー、おひさー!単車神社さん、またお参りにきたよー。

ずいぶんとリニューアルされたって聞いたけど、とりま二輪専用駐車場がメチャ近くになったのが嬉し~い!

何回か来てるけど、その都度あっちゃこっちゃに二輪駐車場の位置が変わってるもんだから、きっとみんなヘルメットの中で「イ~ッ!」ってなってたと思うんだ。いや~よかったよかった。これには単車乗りも、単車感激!単車…感謝…たん…なんちって!

 

茅野市の茅の輪

そして、前には無かったこの『茅の輪』

茅の輪の「茅」は、"ススキ" やかやぶき屋根の "かや" のことなんだって。その植物由来原料100パーセントで作られた輪っかをくぐるとアラ不思議。身も心も清らかになって、気持ち穏やか、背筋ピーン、目がキラキラキラ~になるっていうんだから、目を三角にして先へ先へとアクセルを回す単車乗りなんか率先してくぐらなくちゃね。

あと、ここの茅の輪は単車に乗ったままくぐれるんだから。ドライブスルーならぬライドスルーで、愛車と一緒に茅の輪くぐりが出来るなんて、はいこれハッピーセットとスマイルのオーダー入りました~!いらっしゃいませ~!

えっと、確か正式な茅の輪のくぐり方は…まず左から回って元の位置に戻り…ザクザク…次に右から回ってまた元の位置に戻って…ザクザク…

ザクザク…ザクザク…

このザクザクの砂利と限られたスペースの中で、単車を操り正式な茅の輪くぐりを遂行するのは、多少のテクニックとそれなりの覚悟と6分の侠気と4分の熱が必要そう。

あと、もし大きくて重い単車を押して茅の輪をくぐろうってのなら、「パワーッ!」「ヤーッ!」「ッツエネガー」なんて筋トレも必要かな。

女子なら軽い単車、出来れば車重40キロくらいの単車がオススメ!

 

かぐや姫以来の光る竹

この鳥居を見て。これも以前には無かった、その名も『竹あかり鳥居』

珍しい竹製の鳥居なんだけど、よく見ると表面にボコボコ穴があいてます。でも決して穴の中を覗き込んではダメ!だって、深淵を覗く時は、深淵からも覗かれているのだから…

なんておっかない話じゃなくて、なななんとこの鳥居。あいた穴の中から光る細工になっていて、単車乗りの安全な道中を、そして先の見えない世界情勢を明るく照らす道標だったのです‼ ちょっと~ステキ~!目が…目がーっ!

昼間なので1ミリも光っていませんが。

 

・導き、道開きの社

それでは、謹んでお社へお参りしましょう。用意した819円をお賽銭箱に入れてと…

まずはリニューアル、大変おめでとうございます!

そしてこれからも安全に、ツツがなく単車に乗れますように!

あと、ツーリング中にソフトクリーム食べてお腹がくだりませんように!

それから、早起きして出掛けようと心に決めて寝たのに、起きたらアッコにおまかせがやってませんように!

これでヨシと!

季節はそろそろ秋から冬へ。信州の秋は短いけれど、まだまだ単車で信濃路を楽しめますよ。その折は交通安全祈願もかね、ぜひ単車神社にご参拝してみてはいかがでしょうか。

朝晩メチャ寒いので装備はしっかりでね。

さ、帰ろーっと。

う~さぶいさぶい…

今夜は鍋にしようかな…あ、オデンもいいな…

オデンデンデデン、オデンデンデデン(ターミネーター風)

チャララ~♬…