ふ~ん、デーモン小暮さんも漬物を販売するようになったんだ。梅宮辰夫さんが "辰ちゃん漬け"を開発したみたいに…えっ⁉
『閣下の漬物』じゃなくて『かっかの漬物』?
"かっか" ってお母さんのことなのかな。木曽地方の方言かな。
そう、今日は長野県の木曽谷に遊びに来たのでしたー。
・冬の木曽谷の風物詩
道の駅ではすんきと書かれた幟がはためいています。
すんきとは木曽谷の伝統的な漬物であるすんき漬のこと。塩を一切使わず乳酸発酵で漬けられた、とっても健康的な食品なんですよ。
木曽町にある蕎麦の名店『水車家』さんで、冬の木曽谷でしか食べられない
『すんき蕎麦』をいただきま~す。
ズルズル…モグモグ…ううう…酸っぱい!でも…美味し~い)^o^(
木曽谷に足を踏み入れるだけでこの味を思い出し、思わず口の中に唾液が溢れてしまうくらい個性的で、印象に残る名物なんですよ。おすすめです。
木曽福島まで来ました。ここは中仙道木曽福島宿という大きな宿場町だったんですよ。
交通の要所でもあり、東海道の "箱根関所" や "新居関所" 、中山道の "薄井関所" と並んで「日本四大関所」の一つでもある "福島関所" が置かれていました。福島関所の管理は尾張藩。
尾張徳川家といえばあの柳生兵庫介を擁した、カリカリの武闘派集団のイメージがありますが、実際は四公六民の低い税率で領民にはとっても優しく、一揆がまったくなかった藩というのが通説です。
今はもちろん尾張柳生が目を光らせる(イメージ)関所なんてありませんから、木曽福島駅を利用して安心してお越しくださいませ。
ただ、"関所破り" ならぬ "改札破り" は大罪ですよ‼ 捕まれば、すんき漬け汁いっき飲みの刑と相場は決まっています(イメージ)
関所と言えば 「入り鉄砲に出女」
武器が江戸に入る事と、人質である各地方大名の奥さん達が江戸から出て行く事に幕府はナーバスでした。
でも「出鉄砲に入り女」を公方様がドンドン奨励したら、江戸中にある野暮な武器を一掃し、女性ばかりの華やかな八百八町になるのではと、喧嘩屋右近(再放送 平日 昼)を観ながら子ども心に思ったものでした。
木曽川を挟んで町が発展しています。
基本、谷と川で構成されている土地なので、平野とは違い限られた土地に建物を並べた、独特な雰囲気の町並みに心を奪われます。
イイ感じですね~。
中にお邪魔してみたーい!下宿してみたーい!
旧い小路が続きます。
この井戸はまだ生きているのかな。
そういえば今は亡き三代目・三遊亭圓歌さんは日蓮宗の僧侶でもあり、極寒のお寺さんで早朝に冷水を浴びる水垢離もされていましたが、水を浴びるフリして
「南無妙法蓮華経ー!」
桶の水を後ろに投げ捨てていたとのことです。
…お母さん嘘だよぅ。ダメだよ落語を聞いて感心していちゃあ。
お寺の話をしていたら、見えてきました
『大通寺』さんです。
鐘楼門は1778年建造。木曽福島では最古の木造建築物です。
寺内には武田信玄公の三女・真理姫の供養塔もあります。さぞや可愛らしいお姫様だったんだろうなぁ、真理ちゃんなんて…え?…享年98歳…おばあちゃ…大変失礼しました~
景勝地『寝覚の床』は、竜宮城から帰ってきた浦島太郎がこの地に住み、木曽川で釣りをしてノホホンと暮らしていた伝説の地です。そしてここでパンドラの…もとい玉手箱を開けてしまい…桐谷健太さんに転生したのでした(イメージ)
トイレに行きたくなりました~。寒風の中にずっといたからもう我慢も限か…ん?「日本一のトイレ」「絶景トイレ」いったい何事でしょう。色んな意味で急いで行ってみましょう。
アラ?この手前の浴槽は…木曽檜で出来ているじゃないですか!
いい香り~。家に欲しいな~。お値段はいちじゅひゃくせん…
1800万円!
チビリかけました…あぶなかった…
トイレ、トイレと…
絶景パウダールーム「OTOHIME」
なんだか富士急ハイランドなネーミングテイストですが
トイレ、トイレ…
ガラス張りっ!
コナミ『沙羅曼蛇』のスケルトンカセットばりのスケルトンっぷりです‼
あやうくチビリかけました…あぶなかった…いえ…もう…
眼下に見えるのが寝覚めの床です。JR中央本線の線路も見えます。ここで用を足すなんて…これは恥ずかしい…これは落ち着かない…いったい私が何をしたというの…
"関所破り" は今後このOTOHIMEの刑に処す‼