【秦の函谷関？】稼働前『八ッ場ダム』の要害感が凄かった

ハックション！

クシャミをしても一人。

季節は5月中旬。

時刻はAM5時半。

人っ子一人いやしません。

・天空の国道

ここはですね

長野県山ノ内町『志賀高原』です。

"日本一標高の高い" として名高い「国道292号線」途中の横手山ドライブイン駐車場（標高2100ｍ）でポツリ、佇んでおります。

結構ガスっていますね…というか下界から見上げたらここは雲の中。

雲を突き抜けFly Away！

構わずゴーゴーゴー！

ゴー！ゴ…

さ、寒い～！

・氷点下の中を走る

ここ志賀高原は5月だってまだまだ雪はあるし、早朝はヒエヒエなのでした。

装備を誤ると、シ・アルノミです。冷えたタイヤで走る事になるので、走り出しやコーナーには最新の注意を払って！

この荒涼たる風景。

でも身の内は満たされていく不思議。

高みに連れて行ってくれるバイクって、豊かな乗り物ですよね。

不便だけど…

ゴクゴク。『モンスターエナジーボトル』でエナジーチャージです。

残雪でキンキンに冷えています。あ…ありがて…やっぱありがたくないです。寒い！

でも、屋外で飲んだり食べたりすると、なんでも普段より美味しく感じますよね。

・群馬まで駆け下りろ

この先は万座三差路から殺生まで通行止。残念ながら292号線で草津温泉に行くことはできませんでした。♬ 草津よいと～こ～一度は～おいで～、なのに～。

でも万座ハイウェーを通れば、群馬県嬬恋村に出て草津町や長野原町に行くことはできますからご安心。

『八ッ場ダム』も見に行けますよー。

こうだったのが

今はこう！

水に満たされる前に見れてよかった。この巨大さ。圧倒的威圧感。

秦に攻めてきた燕・斉・趙・韓・魏の五ヵ国連合軍が見た難攻不落の要衝『函谷関』って、こんな感じだったのかなぁ。

【境内に県境】長野県側『熊野皇大神社』群馬県側『熊野神社』え～い同時参拝だ！

白か。黒か。

二者択一に悩む時ってありますよね。どっちを選んだらいいんだろう？

え～、困るぅ…

それなら

・両方とも選んだっていいじゃない

麦酒ならペールエールでもアンバーエールでも。

仕事でも趣味でも。

こしあんでも粒あんでも。

小排気量でも大排気量でも。

ましてやどちらか一方を選んで、どちらか一方は無関心なんてナーンセンス。

ババァーン‼

ボーダーなんて股にかけろ！

・全国的に珍しい県境の神社

ここは群馬県と長野県の県境 "碓氷峠" のきっかりド真ん中！

そのド真ん中に鎮座ましますのが

群馬県側が『熊野神社』

長野県側が『熊野皇大神社』

と二つのお社。

狛犬カワイイー！

…狛犬…ですよね…

社殿は群馬県安中市と長野県軽井沢町にまたがっていますが、宗教法人法では都道府県ごとの宗教法人登記が必要ですので

この通り。

社殿は一つですがお賽銭箱は二つ。

もちろん両方にお参りします。かしこみかしこみ。

これは得した気分！

社地にあります樹齢850年以上の御神木 "シナノキ" です。

葉っぱがハートの形をしているので、恋愛成就にご利益がある縁結びの神木として、今も昔も大勢の人から信仰を集めているんですって。

・力とはパワー！

パワーといったらモチ食え、モチ！

名物『力餅』（パワーモチ）です。

一皿の上にアンコ、ゴマ、きなこ、大根おろし…選択肢は2コどころじゃないですよ。いただきまーす！

…モグモグ…モチモチ…ムグムグ…美味しーい)^o^(

訪れている人達も県境を行ったり来たり、楽しんでいますねー。

みんな、あんなに笑顔で…

両方を得ることができる充実感。境界線上という謎の高揚感。そして包まれる多幸感。

これぞまさにパワースポットですよ！