ハッキリ言って長野には富士そばが無い。
「富士そば」は東京を中心にチェーン展開する立ち食いそば屋だが、安価かつ24時間やってるというワークライフバランスなんてかなぐり捨てた営業形態もあり、不規則生活を謳歌し働いて働いて働いてまいる必要がない学生時代の私はよく利用をしていた。
もっとも信州そばというハイブランドを擁する長野県においては、立ち食いそばチェーン店など入り込む隙もないと思われるかもしれないが…
富士そばの『コロッケそば』となれば話は違う。
・身近な和洋折衷
和食であるそばと洋食であるコロッケの異色タッグ。お出汁がしみ込んだコロッケ、油と溶け出したジャガイモを絡めてのおそばは何とも言えぬ味わいだ。
なので時々コロッケそばを自作しちゃう。
昔から「天ぷらそば」や揚げ玉入りの「たぬきそば」はあるのだから、そばと揚げ物の相性が良好なのは自明の理なのだが、コロッケそばを編み出した人は生ハムとメロンの組み合わせを思いついた人くらい賞賛されていい。
コロッケそばの発祥については諸説あるが、これを24時間いつでもオーダー出来て食べられるようにしている「富士そば」はやっぱスゴイ。
そんなスゴイ富士そばが、以前に試作したメニューがある。
それがアメリカンドッグを使用した、その名も『アメリカンドッグそば』だ!
・身近なアメリカン
ちなみに私は、以前に木曽のセブンイレブンで『揚げ鶏』を頼み、車の中でアメリカンドッグを渡されていたと気づいたことがあった。アメリカンドッグを「アメド」または「アメドグ」と略す人たちの存在は知っていたが、アメドグ…揚げ鶏…似てるのかな…あれは何だったのだろうか。渡された段階で気づけって話だけど。
まずはアメリカンドッグの串を引っこ抜き、真っ二つにして
お蕎麦が茹で上がったら
アメリカンドッグそばの完成でーす‼
それでは早速アメリカンドッグを…
…
折角なのでしっかりお汁にアメリカンドッグを浸して
改めまして、アメリカンドッグそばをいただきまーす!
モグモグ…う~ん…アメージング!
アメリカンドッグに使われているホットケーキミックスの甘さとお汁が混ざり合い、甘じょっぱくて美味しい。味の形態としてはメイプル風シロップ入りのパンケーキとソーセージパティの『マックグリドル』や、ピーナッツバターとバナナとベーコンをパンに挟んだ『エルビスサンド』の甘じょっぱい美味さ。なんだったらハッピーターンのあんな感じと言ったら分かるだろうか。
ズルズル…「コロッケそば」とどちらを選ぶかといえばノールックで券売機のコロッケそばのボタンを押すが、「アメリカンドッグそば」はその名前とビジュアルからくる違和感とは裏腹に、味は割と真っ当な濃厚そばだった。その気になればコンビニでアメドグとおそばを購入し、やろうと思えばスグにでも味わえるのでぜひ!