ノーミュージックノーライフ、なんて。
のんびり車を運転している時だって、ぼんやり海を眺めている時だって、だってゴキゲンな音楽に包まれていたいじゃん。
私が長らく携帯し、いつでも音楽が聴けるよう愛用しているDAP(ポータブルオーディオプレイヤー)パイオニア XDP-300R。2019年に購入してから幾星霜、流石にバッテリーの減りが早くなったなぁ…と感じる猛暑、いや炎暑、いやさDEATH暑の2025年、夏。
カイン N3Ultraを買っちゃいました!
▲持ち運べる真空管アンプ
このN3Ultraの特徴は、なんといっても真空管を搭載したDAPだということ。
真空管?デジタルオーディオプレーヤーって名乗ってるのに真空管?半導体不足でワーワー言ってるこの時代に真空管?
これは興味シンシン真空管~。
▲真空管分なのか厚みのあるN3Ultra
しかして生まれてこの方、真空管を通した音なんて聴いたことがない私。ネットでN3Ultraのレビューを拝見すると…
「真空管特有の温かい音」「ウォーム系の柔らかい音」「優しさの中に特長のある音」「クラッシック音楽にはベスト」
なるほど…わかったようなわからないような…とにかくクラッシック音楽を聴くのに適しているみたい。へ〜。
でもクラッシックなんて無い‼
私が所有しているCDの中に、バッハ、ベートーベン、浪速のモーツアルト、ショパンなどのクラッシック音楽なんて一枚も無い!
どうしよう…折角の真空管アンプなんだから、いの一番にクラッシックを聴いてみたい…クラッシック…古典…
というわけで持ってるCDの中から1980年代に台頭し、全てのエクストリーム・メタルの始祖的存在であり、その音楽性や世界観が後世のメタル音楽に良い意味でも悪い意味でも多かれ少なかれ影響を及ぼした、ある意味クラッシック音楽であろうヴェノムをチョイスしてみました。
▲バンドメンバー近影
創設メンバーである神セブンならぬ神スリーの面々。左からドラムスのアバドン(名前の意味は "奈落の王")ボーカル/ベースのクロノス(同 "時間の神")ギターのマンタス(知らん)の雄姿。
のちにメタル音楽の一大ジャンルとなるブラック・メタルの名称は、ヴェノムのセカンドアルバム『ブラックメタル』が由来になっているんですよ。それくらいすご~いバンドなのです。
う…
す、すごい方々なんですよ!ホントに!きっと!
▲イヤホンは引っ張り出してきたセンバイザーIE60
まずはいつものXDP-300Rでクラッシック音楽を聴いてみます。あくまでもクラッシック音楽扱いです。
『ウェルカム・トゥ・ヘル』『ブラック・メタル』『アット・ウォー・ウィズ・サタン』という刺激的、かつ中二病的なタイトルが仰々しい初期アルバム群は、劣悪な録音状況とヘタッピ…もとい初期衝動に駆られた性急で粗削りな演奏が収められており、アーシングも済ませていないN3Ultraでいきなり聴けば真空管が爆発してしまう恐れもあるので…
比較的聴きやすいアルバム『プライム・イヴル』を選択。
「問答無用のヘヴィなサウンドは、まさに掟破りの逆挑戦状だ‼」
と帯にありますが、逆ってなに?1989年の作品ですが、ヴェノムは何かに逆らっていたみたい。ただ残念ながらバンドメンバーは集合離散を繰り返し、この時期はオリジナルメンバーのクロノス(時間の神)は脱退し、アバドン(奈落の王)と出戻りのマンタス(知らん)に加え、リズムギターにアル・バーンズ(なんかフツ〜な名前…)ボーカル/ベースにザ・デモリッションマン(カックイイ!)という四人編成。
お馴染みのXDP-300Rで聴いてみると、フムフム…音もクリアで聴きやすく、ちょっぴり売れ線を意識したヘヴィ・メタルを奏でているなぁ、と今更ながらに感じました。
お待ちかねN3Ultraで聴き比べてみましょう。
因みにN3Ultraは真空管へのノイズ干渉を避けるためアンテナが無く、つまりBluetoothやWi-Fi、オンラインストリーミングなどの機能が使えないという只今お寺で修行中の様なストイック使用になっております。購入を検討の際は気をつけて。
▲デジタルでアナログの音質を選択
ここはもちろん真空管でと…ドキドキ…
きゃっ❤️真空管モードにした途端に、側面の窓から見えるオレンジ色の灯り…真空管、やる気マンマンじゃん!
では聴いてみましょう、真空管アンプで、クラッシック音楽(ヴェノム)を。
な、なるほど…こ、これは…
アバドンのツーバス連打はなんとなく温かく、マンタスのギターはほんのりウォーム系、アル・バーンズはフツ〜…、デモリッションマンのボーカルはそこはかとなく優しげに聴こえます!(個人の感想)
スゴイぞ…真空管DAP!! みんなも聴いてみてね!
▼マンタスとクロノスはソロアルバムを出してる。アバドンも出すべし!