世界三大食べ合わせといえば鰻と梅干し、天ぷらと西瓜、そして生ハムとメロンだという事に異論はないだろう。
やってはいけないNG食べ合わせである鰻と梅干し、天ぷらと西瓜については「そんなの合わないに決まってるだろ!」「一緒に食べないから心配すんな!」と子ども心に思ったものだが、生ハムとメロンに至っては一緒に食べた方が良いとされているのだから「西洋人なんかイキってんな!」と思ったことは大人心を持つ今も変わらない。
大体において元来食後のデザートであるフルーツが、自分の出番前である食事中にしゃしゃり出てくること自体に違和感がある。
・物事には順番がある
酢豚に入っているパイナップルしかり、ドミノのトロピカルピザに乗っているパイナップルしかり、パイナップルに罪はないが出てくるタイミングが間違っているとしか思えない。そう、料理を食べ終わるまで慌てんなと!
ところで私、言っても生ハムメロンって食べた事ないな…などと思いつつ全国店舗数ランキング堂々第7位のメジャーコンビニであるニューデイズを訪れると…
『生ハムの寿司むすび』が復活してるじゃん!
▲ニューデイズ名物『スゴおに』
いつもなら急にとんこつラーメンをにぎりましたなどと言い出したり
▲めちゃ食べにくい『箱おに』
海老チリを四角く握っておにぎりと言い張ったりと、やりたい放題のニューデイズが時折見せる正気。それが生ハムの塩味と酢飯が絶妙にマッチした人気商品『生ハムの寿司むすび』なのだ。
…そうだ!これなら…きっとこれならやれるかも…
という訳で生ハム寿司むすびとメロンで生ハムメロンをやってみる事にしましたー‼
・一度は食べてみたい料理
古来よりイタリアとスペインの伝統的なオードブルである生ハムメロン。保存食である生ハムのしょっぱさを、メロンの甘味で和らげながら食べるものなのだそう。
またはメロンの青臭さを生ハムの風味でカバーしつつ、お互いに支え合いながら食べる料理だという。
もっと各々で自立しろよ、ピンで勝負しろよと思わないでもないが、ひょんなことで出会った二人が手を結び、時に方向性の違いで言い合ったり、お金や女性関係でもめたり、楽屋では弁当の食べ方ひとつで喧嘩もしたであろうが、こうして世界的知名度を得るのだから大したユニットだろう。
では生ハム寿司むすびを一口、いただきまーす…ガブリ…モグモグ…しみじみ美味い。
やはり生ハムと酢飯の奇跡のマリアージュ。流石はニーチェ、ヘーゲルに次ぐニューデイズの良心論と云われる生ハム寿司むすびである。
すぐさまメロンを口に入れる…パクリ…モグモグ…
合わねえぇぇぇぇ!
・合わない
生ハムとメロンどうこうより、そもそも酢飯とメロンが反発しあっている。例えるなら流れ者のガンマンがウェスタンドアを開けて酒場に入ると、奥にたむろっていたメキシカンハットやポンチョ姿の凶悪な連中が一斉にこっちを見て「坊やにはミルクがお似合いだぜ」「ククク…帰ってママのおっぱいでも飲むんだな」なんて言い出しお互い一触即発。そんな感じ!
▲オレンジ色のメロンでもダメ
という訳で今回の検証では、酢飯とメロンは合わないという結果を得ることが出来た。そりゃ回転寿司に行けばメロンも回ってるけど、お寿司と同時に頬張ったりはしないもんね。ウフフ。
あ、生ハムメロンを試したかったら、生ハムとメロンのみで食べること。絶対だよ!
▼メロンの価格の違いとは思いたくない〜
