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ドカッとドコ行こう

略して ドカドコ!

【暑いぞ!!】薪ストーブで秋キャンプしよー

 

f:id:inakakaoru:20210912201857j:plainまずはペプシ(ノーマル)』から…ゴクゴク

ほぉ…

f:id:inakakaoru:20210912201913j:plainお次はペプシ(生)』を…ゴクゴク

ふ~む…

f:id:inakakaoru:20210912201924j:plain最後はペプシ(生)ZEROをば…ゴクゴク

なるほど…

ハッキリしました。

飲み比べた結果

ペプシ』は炭酸はじける爽やかな美味しさ。

ペプシ(生)』はカラメル色素感じる茶色な美味しさ。

ペプシ(生)ZERO』はコーラじゃなくコークと発音しちゃう美味しさ。

つまり…

あんまよくわかんない‼

もう少し飲んでみよう…

"ブルブルブル"

ん?この着信は…

キャンプ公務員ことキャンプ・マスター・ヨーダーじゃないですか。

inakakaoru.hatenablog.com

 

もしも~し

「いま何をしている?」

「もち全力で仕事中だよ。ゲップ。あら失礼」

「休日だというのに、また事務所にいるのか。仕事はメリハリだぞ。しっかり休んでリフレッシュをする。そして働いて納税をする。このサイクルを守ることだ。今キャンプをしているから来い」

「あの…キャンプは大変結構なんですが…朝夕めっきり冷え込んでまいりまして…」

「暖房も用意してあるから心配するな」

「やった~‼ すぐに行くよ!ゲップ」

「ゲップ?」

 

・キャンプの始まりはワクワク

f:id:inakakaoru:20210912203752j:plainすぐに事務所を飛び出しXRに飛び乗り、着の身着のままで飛んできました!

あったあった、あのテントかしら…ん?

あれは…

f:id:inakakaoru:20211021214124j:plainインディアン型テント!

「"ティピー型" とも云うな。久しぶりだろう?」

「数年前の冬以来かなぁ、このテントにお邪魔するのは」

「その時以上に軽装だな…今日は」

f:id:inakakaoru:20211021214224j:plain「ストーブを使ってのキャンプと見込みまして」

「テントの中は暑いくらいだからな」

f:id:inakakaoru:20211024120915j:plain「今年履く機会がなかった、ビーチサンダルを持ってきましたっ」

「夏の海キャンプじゃないんだぞ!」

f:id:inakakaoru:20211021215237j:plain「まぁいい、温泉に行くか。タオルは持ってきただろうな?」

「寒いから首に巻いてます。冷えるね~」

ビーサンで足元を冷やしてるからな」

f:id:inakakaoru:20211021215521j:plainペタペタ

「でも『ドカサン』いいでしょ」

「ドカサンって呼んでるのか、ドゥカティのビーチサンダルを」

東日本大震災が起きた年に、カワサキがチャリティーで発売したビーサンも買ったっけ。ライムグリーンの」

「履いてたな、そういえば」

f:id:inakakaoru:20211023202317j:plain「あの頃はゼファー750によく乗っていたな、お前は。俺はスポーツスターだったか…」

「伊豆で野宿とかしたよね~」

f:id:inakakaoru:20211021215534j:plainズルズル…モグモグ…

「最近どう?バイク乗ってる?」

「置物状態だな。妻から『危ないから乗るな』シグナルをヒシヒシと感じるしな…実際乗っていて怖いと感じることも増えてきたし…仕事上の立場とか責任とか…この先バイクを降りる事だってひょっとして…チッ、年かな」

ヨーダーも悩んでいるんだ…自分もバイクに乗り続けることに対して、フと心配になる事があって」

「なんだ、カヲル。お前もか」

f:id:inakakaoru:20211021215547j:plain「バイクの振動でお尻にダメージが蓄積し、痔になって降りる事になったらどうしようと…」

「俺の悩みと一緒にするな!」

 

・キャンプの夜は楽しい

f:id:inakakaoru:20211021215731j:plain秋の日は釣瓶落とし

あっという間に周囲は暗くなってしまいます。

山の中なので気温もどんどん下がっていきますが、テントの中はヘッチャラです。

f:id:inakakaoru:20211021215903j:plain「く~。ストーブ温かいね~…っていうか暑い!」

「こうやって薪をくべながら、木がはぜる音を聞くのもイイもんだろう」

「火を見ていたら、あの歌を唄いたくなっちゃったな。♬ Deep Green Dark Chaos Blinded I run down~」

f:id:inakakaoru:20211021215923j:plain「なんだ、その歌は」

ノルウェーのEMPERORっていうバンドの『With Strength I Burn』っていう曲だよ」

「"燃える尊厳" か…フン、火と掛けたな」

f:id:inakakaoru:20211021215811j:plain「火といえばそのEMPERORにはね、教会に火をつけて全焼させちゃった物騒なメンバーも在席していて」

「すぐに唄うのをやめて、外で新鮮な空気を吸ってこい!」

f:id:inakakaoru:20211021220015j:plain気の合う友人と語らっていれば、あっという間に夜更け早更けです。

「もうこんな時間か。そろそろ寝るか」

「眠気で瞼が落ちそうだよ…そういえば山梨へツーリングに行ったとき、河口湖の素泊まり宿へみんなで泊まったけど、深夜なのに賑やかなバイクの方々が湖畔を走り回っていて、眠れなかった事があったよね」

「お前は熟睡してたけどな」

f:id:inakakaoru:20211021220028j:plain「あの時もこんな綺麗な星空だったなぁ」

「貸出は無いというのに駄々こねて宿に用意して貰い、お前だけ浴衣で寝たんだよな」

「だって宿の醍醐味は浴衣じゃん!朝になるとどーゆー原理か知らないけど、ほぼ100%の確率で浴衣がはだけていて、帯だけ巻いて朝を迎えるいわゆる "一人チャンピオンベルト状態" あのホメオスタシスこそ旅愁を」

「なんのチャンピオンだ。早く寝ろ!」

 

・キャンプの朝は少し寂しい

f:id:inakakaoru:20211021221753j:plainチュンチュン…

小鳥のさえずりで目を覚まします。

森のみんな、おはよ~。

f:id:inakakaoru:20211021221012j:plainでも寒い~!

秋、冷たい朝露の中を歩くには、さすがにビーチサンダルでは場違い感ハンパないです。

f:id:inakakaoru:20211021221039j:plainXRもビショビショ~。

乗る前に暖気、しっかりやらなきゃ。

f:id:inakakaoru:20211021221331j:plain爽やかな朝の空気のなか、温かいスープと少しの穀物で簡単なブレックファースト。

「とん汁と手巻き寿司だけどな」

f:id:inakakaoru:20211021221352j:plainでも、キャンプの朝は少し寂しい…子どもの時のあの、遊園地から帰る時のような感情が胸に広がります。

コーヒーを飲みながら、物憂げに足元の草をむしってみたり…

「秋の日の ヴィオロンの…」

「またやっているな。あっちで飲んでいろ」

f:id:inakakaoru:20211021221418j:plainサクサクとストーブを分解、収納していきます。

流れるような作業で、ホントに無駄がない!

f:id:inakakaoru:20211021221441j:plainそういえば、ツーリングの時のパッキングも上手だからな~。

因みに私はしょっちゅう荷崩れを起こし、怒ら…叱咤激励を受けておりました。

f:id:inakakaoru:20211021221509j:plain一人でドンドンと片付けていっちゃいます。

すごい手際の良さ!

年間どれだけキャンプをこなしてるのでしょうか。案外ヒマだったりして…

「何を考えている」

「あ!…いえ…その『インディペンデンス・デイ』でウィル・スミスが宇宙人をパラシュートに包んで運んでいた場面に似てるなぁ…なんて…その…ようタコ野郎!なんちゃって」

「ずいぶん懐かしい映画だな」

f:id:inakakaoru:20211021221544j:plainあっという間に、一人でもとの更地に戻してしまいました。

ありがとー!

「今回も楽しかった~!すっかりリフレッシュできたよ」

「朝夕の寒暖差に気をつけて、体調を整えながら、しっかり納税しろよ」

f:id:inakakaoru:20211021221645j:plainキャンプってやっぱり面白~い。ストーブを使えば、ポカポカ快適キャンプだって楽しめちゃうんだから。

装備やギアの準備、組み立ては少し大変だけど、不便を楽しむのもキャンプの魅力の一つ。ぜひ皆様もはりきって、この贅沢時間を味わってみてくださいね。

何もせず寝袋でゴロゴロしていただけですけど~。