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ドカッとドコ行こう

略して ドカドコ!

【あの看板も】群馬と長野の県境 "毛無峠" に行ってきましたー

f:id:inakakaoru:20200809164536p:plainやかんをバイクに括りつけて…

これでヨシッ!

f:id:inakakaoru:20200809114244p:plain時刻は午前5時。ここは約束の場所、長野県高山村のコンビニ前です。

まだ薄暗い朝ぼらけに乗りつけたのは、私がXR230。バイクパイセンこと荒川さんがFTR223。早朝の冷気のなか県道112号を走り抜け、長野県と群馬県をまたぐ毛無峠まで行き朝ラー(カップラーメン)を食べようというワケなのです。

f:id:inakakaoru:20200809121725p:plain「予報じゃ朝方は雨でしたが、イイお天気になりそうですね、荒川さん」

「きっとカヲルくんの日頃の行いが良いからだろうね」

「そんなことないですよ、止めてくださいよ~。も~、でもよく言われます」

「ハハハ」

f:id:inakakaoru:20200809162526p:plain・急行毛無峠

山の冷気の中、大前須坂線(県道112号線)を駆け抜けます。

さすがに早朝、私たち以外は車もバイクも走っていません。

f:id:inakakaoru:20200815180448p:plain「気持ちイイですね~、荒川さん。よーし、このまま毛無峠までノンストップでいきますよ~!」

「了解したよ」

f:id:inakakaoru:20200809163309p:plainキキーッ!

「ちょっと待ってください荒川さん!」

「どうかしたかい?」

f:id:inakakaoru:20200809163441p:plain「やかんが落ちそうなんです。位置を微調整させてください!」

「それは大変だ」

朝食のカップラーメン用に、荒川さんはバーナーを、私はやかんを持参してきたのでした。

「…これでよし。さあ、行きましょう!」

「慌てずにね」

f:id:inakakaoru:20200809163539p:plain毛無峠は右と…」

f:id:inakakaoru:20200815181008p:plainキキーッ!

「ちょっと待ってください荒川さん!」

「どうかしたかい?」

f:id:inakakaoru:20200809163126p:plain「標識の写真を撮りたいんで一旦戻りましょう!」

「記録も大切だね」

f:id:inakakaoru:20200809165134p:plain「目の前に毛無峠が見えてきましたよ!なんだか気が急いちゃうなあ」

「ハハハ、慌てなくても峠は逃げないよ」

f:id:inakakaoru:20210923185516j:plainキキーッ!

「ちょっと待ってください荒川さん!」

「今度はなんだい?」

f:id:inakakaoru:20200809164232p:plain「やかんの微調整を…」

「手伝おうかい?」

f:id:inakakaoru:20200811220538p:plain「荒川さん、道が荒れてきましたよ! 注意してついて来て下さい!」

「もちろんだ」

f:id:inakakaoru:20200809170103p:plainドババババッ!

未舗装路になりましたが、構わず突入です!

それにしても土が赤い。痩せた酸性土ですね~。

f:id:inakakaoru:20200809165239p:plainズザザザザー!

キキーッ!

「ちょっと待ってください荒川さん!」

「今度という今度はなんだい?」

f:id:inakakaoru:20200809164911p:plain「着きましたよ!!」

「だね」

f:id:inakakaoru:20200809165318p:plain・ネットで有名なあの看板

毛無峠例の看板の前です。

風雨に晒され劣化が多分に見受けられますが、群馬県の文字が確認できますね。

荒涼とした風景と相まって、もはや一幅の絵です。

f:id:inakakaoru:20200809165851p:plain「県をまたいでの往来はご遠慮ください」どころか、この先は立ち入り禁止区域なのです。

f:id:inakakaoru:20200809214713p:plain眼下に見えるのは、廃坑となった小串硫黄鉱山跡です。鉱山最盛期の硫黄採掘量は堂々の全国2位。2,000人以上の人たちが住み小学校や中学校、スーパーマーケットや遊園地もあった鉱山の町が存在していたというのですが…

f:id:inakakaoru:20200809215418p:plainホントにあったの⁉ このスーパー山奥に!

f:id:inakakaoru:20210923185451j:plain昭和46年に閉山となり繁栄した町から人々は消え、空中都市は今やゆっくりと自然に還りつつあります。このまま、そっとしておきましょう。ガイアの物は、ガイアに還るか…

f:id:inakakaoru:20200809215556p:plainまだまだ早朝ですが、人が集まりだしてきました。

撮影スポットである看板前から、他の人の邪魔にならないようバイクを移動して、さあお待ちかねの朝食です!

f:id:inakakaoru:20200815212102p:plain・毛無で朝食を

ブルブル…真夏なのに毛無峠の朝は寒いくらい。

熱々のラーメンで体を温めるコトにしましょう。

f:id:inakakaoru:20200809180529p:plain荒川さんがバーナーをセットします。面白そう…

「なにか手伝うコトはありますか?」

「いや、大丈夫」

「ポンピングやらせ…手伝わせてください!」

シュコシュコシュコシュコシュコココ…

「カヲルくん、それくらい…それくらいにしておこう」

f:id:inakakaoru:20200809180620p:plain「ギャー!荒川さん、火事です、火事‼ ファイヤー!

「10秒くらいで炎が安定するから落ち着いて」

f:id:inakakaoru:20200809180915p:plainジャ~ン!

私が大事に持って来たやかんの雄姿をご覧ください。水を入れると安定感がグッと増し、動かざること山の如しです。

カップラーメンは私のチョイス。

f:id:inakakaoru:20200815191551p:plain「どうです荒川さん、山なのに海鮮なんて…プププ」

「ハハハ、面白いね」

f:id:inakakaoru:20200809180721p:plain「気圧が下がれば沸騰点も下がるといいますからね。ここ毛無峠は標高16,00mほどですから、沸点は95℃くらいかしら。どれどれ…熱い!

「ん?今、僕のラーメンに指を入れていなかったかい?」

f:id:inakakaoru:20200809181048p:plain「荒川さん、付属のふりかけを忘れていますよ。そのままエースコック『MEGAにぼ』を持っていてください。今、入れてあげますからね…」

サラサラ~

f:id:inakakaoru:20200815192317p:plainビューッ!

「風が!風がスゴイ!」

「強風で3分1くらい飛んで行ってしまったけど…うん、ありがとう」

スープは捨てられないので、もちろん完飲です!ゲップ

f:id:inakakaoru:20200815182610p:plain「さあ、下界に帰るとしましょう」

「そうするとしよう」

キキーッ!

「ちょっと待ってください荒川さん!」

f:id:inakakaoru:20200809181443p:plain「やかんの微調整を…」