/* 記事内キーワード下線を消す */

ドカッとドコ行こう

略して ドカドコ!

【日本三大渓谷】十日町市『清津狭』に行ってきました

 

f:id:inakakaoru:20191014160236p:plainおはようございまーす!

朝の渓谷に、寝起きのガラガラ声が響き渡ります。これが私の声…普段は鈴を転がすような美声なのに…やだ~!ホホホホホ。

って鈴を転がすってなに?どーゆー状況?どこかの奇祭?

というわけでやって来ました、ここは新潟県十日町市清津狭渓谷』です。

日本三大渓谷の一つであり、国の天然記念物にも指定されている「V字型峡谷」を鑑賞できる、有名が景勝地であります。

f:id:inakakaoru:20191012230342p:plain2018年にリニューアルされたそうなのですが、嬉しいことに入坑料は以前と変更なし。看板書きだったインフォメーションが壁に描かれているだけで、なんだかスタイリッシュになりました。

f:id:inakakaoru:20191014085252p:plain昔はこんな風。

どこかノスタルジーというか、古の遺構というか、掩体壕というか、これはこれで味がありますねぇ…

 

・リニューアル

f:id:inakakaoru:20191012232407p:plain坑道内の照明もカラフルになってるー!

全長750mの坑道が、オシャレでクールに彩られています。

f:id:inakakaoru:20191014150838p:plain昔はこんな風。

こんな無骨だったのに…

カンテラ片手に、ハンマーやタガネ、ロープを所持して奥に進む感じだったのに…

一部ルートですけど、これはこれでワクワクしちゃいます。

f:id:inakakaoru:20191013001034p:plainトンネル途中にある見晴所。

昔はこんな風にシンプルだったのですが…

f:id:inakakaoru:20191012235905p:plain今はこう‼

なんですか、このアートな空間は!ス…スゴイ。

シューンと吸い込まれているんだか、吐き出されているんだか、変な錯覚に陥ってしまいます。

f:id:inakakaoru:20191013001141p:plainもちろん目の前に広がる大渓谷が主役なのは、昔も今も変わりません。

この荒々しい岩の圧倒的物量。

f:id:inakakaoru:20191013001249p:plainこの迫力。岩、痛そう!

500万年前のマグマ冷却固結時に発達した見事な柱状節理です。

これぞ奇観。それで偉観。つまり壮観。

 

・激しくリニューアル

f:id:inakakaoru:20191013001453p:plainそして何より大きく変貌を遂げたのが、トンネルの最深部。パノラマステーションです!

ここは昔

「は~やれやれ、やっと着いた。は~弁当でも広げるかい」

的なノンビリした雰囲気だったり

「お、望遠鏡が設置してあるじゃねぇか。どれどれ覗いてみるか…岩肌しか見えねぇ!

的なチョッピリお茶目な仕様だったのですが…

f:id:inakakaoru:20191014083454p:plain今やこう‼

うーんスゴイ!

これはインスタ映えスポットとして人気になるハズですよね。

f:id:inakakaoru:20191013001630p:plainこの一幅の絵のような見事な風景を、いったい何に反射させているのでしょうか…

f:id:inakakaoru:20191013001756p:plain実は水を満々と湛えたプールなのでした。な~んだ。

種を明かせば単純な仕組みなのですが、下を流れる清津川の音と合わさり、とてもスペシャルな空間演出となっています。

f:id:inakakaoru:20191013002418p:plainジャバジャバ…

プールの両サイドは中心部より浅くなっていて、サンダルとかならこの人みたいに平気でジャバジャバと…

f:id:inakakaoru:20191013002444p:plainなので水面に波紋が生じるとこの通り。

明鏡止水じゃいられません。休日は大勢の人で混むそうなので、インスタ目的の方々はどうするのかしら。

この日は平日でしたがそれでも若い人達も多く、駐車場に戻るとすでに満車状態。観光バスも続々到着し、大変な活況です。

f:id:inakakaoru:20191013002612p:plain2年前は休日でも、シーズンオフはそれほど人も多くなくゆっくり観光できる場所だったのに…でも出来るだけ多くの人にこの絶景を見て、楽しんでも貰いたい…好きな観光地の葛藤アルアルですね。

紅葉の時期に、また来ようっと。