降り始めた雪を見て、「白い恋人たちが降ってきたよ」と社長が口にしたロマンチックな言葉から、北海道銘菓『白い恋人』の名前が決まったとの逸話は有名ですが、いつも雪が降り始めるとハンカチを口にくわえてキ~ッ!ってやってるのです、私。くやしくて。
だって雪が積もったら、バイク乗れなくなるじゃないですか。キ~ッ!私にとって雪は白い恋人なんて情緒的なモノじゃなく、渋谷のハロウィンで軽トラをユサユサして倒しちゃった人たちくらい迷惑って感じ。
でもこれだけ積もったら、もう諦めもつくというもの。清々しい気分です。
雪ってき・れ・い。
・雪を積極的に楽しもう
長野県の北側にある飯山市は、めちゃ雪が降る場所として有名です。その豪雪地帯で『かまくらの里』なるイベントが、なんとニギニギしく開催されているというではないですか!
飯山といえば "雪国の小京都" とも称される、神社仏閣が多い文化薫る古都。そんな歴史ある建物群だけでは飽き足らず、「かまくら」を造ってみんなでワーイワーイ!って喜んでいるとは…飯山おそるべし!
じゃ、行ってみましょう。
どうやら飯山市が経営する道の駅『花の駅千曲川』でも、惜しみなくマンパワーが投入され「かまくら」が造られているという情報をキャッチ。
まずは小手調べに、道の駅の「かまくら」を覗いてみましょう。
よく「『かまくら』の中は暖かい」なんて言うじゃないですか。
理由としては、まず「出入口は一カ所で、風の入りにくい風下に作られ冷たい外気が入らない」次に「雪には空気が多く含まれているので、断熱効果が高い」そして「内部は狭いため、暖かい空気が活発に循環される」だそうです。
ホントかなァ…
だって雪そのものって、めちゃめちゃ冷たいじゃん。
う~さむさむ…
ほァ~…これはスゴ~イ!
かまくらの壁はとても堅牢で、厚さは50㎝くらいありそう。『装甲騎兵ボトムズ』のスコープドッグの装甲厚が1㎝前後ですから、これは頼もしい~!俺たちは使い捨てじゃない‼
実際に「かまくら」の中に入ると、外よりは暖かく感じられます。
前述した理由もさることながら、「かまくら」って作った人たちの熱意や温かいもてなしの心が宿り、暖かく感じるのかもしれませんね。ウフフ。
身も心も暖まるなァ…
やっぱ寒い~っ‼
火の気がなければ、そりゃあ寒いに決まってる~っ。
ローラーダッシュばりの素早さで脱出です!
結論。
「かまくら」そのものは冷たい。でも作る人の心は温かい。あとたぶん作る時は汗だくで熱いくらい!